詩歌・芸術
南の館の物語
ISBN番号 978-4-87035-729-7
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1,870円(税170円)

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【書 籍 名】南の館の物語
【  文  】前野 りりえ
【  絵  】竹崎 陽子
【発行年月日】2021年12月10日
【総ページ数】36
【 判サイズ 】A4変形

【内容紹介】
都で華やかな生活を送っていた右大臣・菅原道真は、左大臣・藤原時平たちの陰謀で大宰府に流されてしまいました。父と別れがたい紅姫と隈麿は大宰府までいっしょに行くことに。ところが、やっとの思いでたどり着いた南の館は、廃屋のように荒んでいました。
不自由な暮らしの中でも肩を寄せ合い、日々を送っていた三人でしたが、隈麿が病気になって死んでしまいます。続いて道真も亡くなり、紅姫はただ一人残されてしまいました。
紅姫は父から預けられた手紙を持って、土佐にいる兄のもとへ旅立ちますが……。
道真の娘・紅姫の視点から語られる、古都・大宰府と道真親子の物語。

【前書きなど】
発刊によせて
『南の館の物語』は2015年に会社の創立20周年記念事業として語り芝居で公演したものです。会社を経営しているなかで、企業も地域に貢献したいと思い、特に地域の先人の生き方のなかに私たちが生きていく知恵を学ぶことができるのではないかと思うようになりました。そのようなことを考えているとき、地元でライターとして活動されている前野りりえさんに出会い、思いを話したところ、この作品を書いていただきました。それから6年の年月が経過しましたが、今の時代こそ親子の愛情が大切と思うことが多々あり、絵本にして世の中に一石を投じてみようと思った次第です。1100年の時を経て、菅原道真公の親子の愛情が皆様に温かく届いたらと願っております。

【著者プロフィール】
前野 りりえ (マエノ リリエ)
フリーライター・日本語教師。2014年『ニューカレドニア 美しきラグーンと優しき人々』(書肆侃侃房)上梓。2015年『麗し大宰府』(書肆侃侃房)上梓。2018年第48回(平成29年度)福岡市文学賞詩部門受賞。詩誌『GAGA』代表。太宰府市在住。

竹崎 陽子 (タケサキ ヨウコ)
画家。1983年に講談社新人漫画賞佳作にてデビュー。福岡で広告イラストなどの仕事を経て現在に至る。
独自の世界観を独学でのドライポイント銅版画、アクリル画など様々な手法で制作発表している。太宰府市在住。